「本番で失敗したくないけどどうすればいいのか?」
「本番直前に特別何かすべきことはあるか?」
あなたはこんな風に疑問を持ったことはありませんか?
マジックの本番当日は緊張しますよね。
練習をした人ほど本番の日は緊張すると思います。
そこで今回はマジック本番で最大限のパフォーマンスを出すための方法をお伝えします。
また鳩を扱うのであれば特別やらなければならないこともあるのでそこもあわせて紹介したいと思います。
本番当日は予備の鳩と道具持ってくる
鳩はいつ体調が悪くなるか分かりません。
最悪の場合、本番直前で死んでしまうことだってあります。
もしそうなった場合に、あなたは演技で使用する鳩だけしか持ってこなかったらどうなりますか?
少なからずルーティンのどこかをカットしなければなりません。
これは鳩だけでなく、道具にも言えることです。
道具も忘れたり無くしたりしたら、せっかく練習してきた演技が披露できなくなってしまい、台無しになってしまいます。
予備の道具と鳩は忘れずに持って行きましょう。
楽屋では鳩に広々としたスペースを与える
鳩は狭いスペースに長い間閉じ込められるとストレスが溜まります。
ストレスが溜まると鳩はあなたの思い通りにならないかもしれないので、
本番の演技にも支障をきたすかもしれません。
そして会場までの移動の間、
鳩は狭い鳥かごに閉じ込められてストレスが溜まっていることでしょう。
そのストレスを軽減するためにも、事前に余分なダンボールを持っていきましょう。
会場の楽屋に入ったらダンボールの箱を作って鳩を広いダンボールに移してあげます。
ダンボールであれば、本番の演技が終わって片付ける時に、捨てるだけでいいので楽ですよね。
本番の会場で少なくとも一回は練習しておく
本番の会場では何があるか分かりません。
あなたが想定していた会場とは違っていたりしたら困りますよね。
想定通りの会場かどうかを確かめるためにも、本番前に会場で一回通し練習をした方が良いでしょう。
本番前に一回通し練習をしてみて、
「舞台上が思った以上に狭かったから歩幅を狭くしよう」
などというように本番前に調整することができます。
投げた鳩を手元に戻ってこさせるなら尚更会場での通し練習は必要です。
戻ってこさせるために照明効果もいじらないといけないかもしれません。
ちなみに鳩を戻ってこさせるためにもっとも適した照明効果は全照です。
つまりあなたの居場所を見つけやすい明るい状態が一番鳩に適した照明効果です。
もしあなたが鳩を戻ってこさせようとするなら参考にすると良いと思います。
本番直前に鳩に餌と水を与えないこと
本番直前に鳩に餌と水をなるべく与えないようにしましょう。
なぜかというと、直前に餌と水を与えてしまうと本番で鳩を出した瞬間に糞をするかもしれないからです。
本番で糞を手にされたらどうしようもないですよね。
餌と水を直前に与えなかったから必ず糞をしないわけではないですが、そういったリスクを潰すためにもこういった配慮をすると良いと思います。
もし鳩に餌と水を与えるのであれば、本番の4,5時間ほど前にあげるのが良いと思います。
ジャリを黒く塗っておく
鳩でマジックをするのであればジャリを使うのではないかと思います。
ジャリの色を衣装と同じ色に塗っておかないと、演技中ずっとジャリが見えっぱなしになってしまいます。
これだと観客もマジックのタネに気づいてしまいガン萎えするでしょう。
そうならないためにも、ジャリを忘れずに塗っておきましょう塗っておきましょう。
特に本番前は緊張して忘れがちになるので、やることリストなどを作って忘れないように対策すると良いと思います。
まとめ
今回は本番にパフォーマンスを高めるために確認したい5つのポイントを紹介しました。
- 予備の鳩と道具を忘れずに持ってくること
- 会場の楽屋に入ったら鳩に広いスペースを与える
- 本番前に少なくとも一回は会場で通し練習をしておく
- 本番直前には鳩に餌と水を与えないようにする
- ジャリは忘れずに衣装と同じ色に塗っておく
上記の方法を行うことで本番の演技のパフォーマンスを高めることができるかもしれませんが、
それ以前にあなたが本番までに十分に練習したかどうかが一番重要であることは忘れてはなりません。
全然練習していないのに、本番でいい演技ができるほど甘くありません。
あなたが納得するぐらいまで練習することで、今回紹介した方法が初めて役に立つのではないかと思います。
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