Mtや衣装、ルーティン曲の選び方「ステージマジックの手順構築その8」

手品論

はじめに

ステージマジックの手品論を連載してから8日目です。

ここで紹介する理論は私の手品に対する考え方を大きく変えた「児嶋達」の理論を私なりに噛み砕いて文章化したものです。

この理論は個人的な考えであり、みなさんにはこれを元に、時には批判的に構築して頂きたいと思います。

Mtと衣装を選ぶ基準

Mtや衣装はキャラクターや世界観を形作るのに大きな役割を果たします。

そして手品を「魅せる」に当たって、Mtや衣装の「クリアさ」「スマートさ」が重要になります。

ただ単にたくさんものが出せれば良いのではありません。

もしたくさん物を出せたとしても
衣装がダボダボであったり、Mtが異常に沢山あったり、大きかったりすると観客は「違和感」を感じてしまいます。

これは不思議さと言う観点ではよろしくありませんよね。

もちろん裸で手品をすればいいかと言うと、それは違います。

衣装やMtを選ぶ際には下記の2点を満たす必要があります。

・1点目は手順の都合上、機能的に必要であるか?という点

・2点目はキャラクターや世界観に適合するか?という点

1点目は考えざるを得ない視点です。

Mtから何かスチールしたいならMtが必要でしょう。
Mtからスチールしない、何か捨てたり置く必要もなければMtはいらないですよね、ということです。

一方で2点目をないがしろにしてる人を多く見受けられます。

よくMtを使う演者は黒い布を巻いて終わり、ということがありますが、観客から見たら不自然極まりないですね。

モノをかける台なのか、置く台なのか、はたまた別の何なのか、黒で良いのか、ほかの色が良いのか、考えることはたくさんあります。

SOMAも電話ボックスに見立てたことで印象がガラッと変わりましたね。

ルーティン曲の選び方

皆さんの中には曲探しや曲編集で悩んだことのある方もいるのではないでしょうか。

ここでは私(児嶋達)なりの曲の使い方についてお話します。

まずは曲探しです。
TSUTAYAの映画やドラマ、アニメやゲームのサントラのコーナーの棚を全部借ります(刈りますというとしっくりきますね)。
お金はかかりますがいい作品を作り上げるためには仕方がないことです。

YouTubeでも曲探しをしますが、こちらは別の探し方をします。
誰かが既に使用しているルーティン曲を検索してから次の曲へとたどっていきます。

日本語曲、歌詞有曲の是非ですが、これもMtや衣装同様、キャラクターや世界観に合致していれば問題ありません。

曲編集ですが、やっていい編集とダメな編集があると考えています。

基本的には作曲者の意図を尊重する、オリジナルの曲の盛り上がりを活かすということです。
つまり同じ曲の中での編集はNGです。

曲と曲とをつなげるための編集は、一つの曲を編集したり、盛り上がりをいじっていなければOKです。

続く…

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