「ワイングラスを使ったマジックを演じたい」
そう思ったことはありませんか?
残念ながら、手品で出現現象などに使用されるワイングラスは、通常、市販で売っていません。
マジシャンが自分の手で作る必要があります。
そこで今回はマジック用で使用するワイングラスの作り方を紹介します。
前提
そもそも、マジック用のワイングラスは手品の都合上、本物のワイングラスではなくシャンペングラスを使うことが多いです。
用意するもの
・ワイングラス(シャンペングラス)
・塩化ビニル板(透明)
・食紅(赤)
・マグネットシート
・接着剤(塩化ビニル用)
・マッキーペン
・ハサミ
・コップ
(磁石、食紅の緑、青もあると良いです)
ワイングラスの作成手順
フタを作る
ワイングラスにいれた色付き水がこぼれないように塩化ビニル板で蓋を作ります。
塩化ビニル板にワイングラスの口の部分をつけてマッキーでなぞり後をつけてからハサミで切り取ります。
*この時、後で接着剤をつけることを考慮して少し大きめに切ったほうがいいです。
色付き水を作る
ワイングラスに入れる色付き水を作ります。
コップに水をいれ、それに赤の食紅を少量ずつ自分がいいと思う色になるまで入れてください。
色に暗さを足したいときは緑か青の食紅を使いましょう。個人的には緑のがいい色がでると思います。
水を光に通すとまた違ったいろにみえるので注意してください。
明るい場所と暗い場所だといろが違って見えます。
*食紅は少量でもだいぶ色が変化します。一気にいれないよう注意してください。
グラスが転倒防止のためのプレートを作る
マテに置いたときにグラスが倒れないようにするためにワイングラスのプレート(底のこと)につけるマグネットシートを作ります。
プレートは平らではなく窪んでいるので、これもプレートより少し大きめに作りくっつけた後にサイズを整えるといいです。
この窪みのせいでマグネットが機能しない場合は磁石を窪みに入れてあげるといいです。
マテにはマグネットがくっつく鉄板なども敷いて置いてください。
ワイングラスに蓋をくっつける
ワイングラスに色付き水を入れた後、最初に作った塩化ビニル板の蓋を接着剤でグラスにくっつけます。
この時に、塩化ビニル用の接着剤でなく瞬間接着剤にするとくっつきにくいです。
蓋がくっついたかどうかはグラスをさかさまにして水がたれなければ大丈夫です。
以上でマジック用ワイングラスの作り方の説明は終わりです。
皆さんの参考になれば幸いです。
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