「自分が使っているBGMが演技にふさわしいかどうか分からない」
ステージマジックを経験されている方であれば、多くの人がこう思ったことがあるかと思います。
そこで今回はステージマジックにふさわしいBGMの条件をご紹介します。
ステージマジックにふさわしいBGM
演技の雰囲気を作り出す
「演技の雰囲気を作り出す曲とは何だ?」
と思われるかもしれませんが、難しく考える必要はありません。
その曲を聞いて、あなたが舞台上でマジックする姿を自分自身で想像することができるかどうかということです。
曲を探している時に、自分が演技している姿を想像できる曲だけを抽出してその中から厳選していく方法をオススメします。
マジシャンのキャラクターや特徴を際立たせる
マジシャンのキャラクターを演じるには、動き、現象、衣装、Mtなどを合わせる必要がありますが、同じように曲もキャラクターと合わせる必要があります。
厳かな雰囲気で演技をしたいのに、曲だけコミカルだと違和感を感じますよね。
曲がキャラクターと合っていれば、観客もそのキャラクターを受け入れやすくなります。
曲がキャラクターと合っているかどうかは、知り合いのマジシャンや家族などにその曲を聞かせて感想をもらうと良いです。
マジシャンの動きや起こす現象と合わせやすい
大きな現象や、トリネタをする時に、曲と合わせましょう。
現象を曲と合わせることで、マジックが起こったということが観客に伝わりやすくなります。
それだけでなく観客からの拍手も大きなものになります。
現象と曲を合わせるとこのようなメリットがあるので、現象と合わせやすい曲選びをしましょう。
特定のパートが印象に残る
多くの観客は、あなたの演技のほとんどを覚えていません。
少しでも観客に印象付けるために、印象に残るような曲選びは有効な手段です。
特定のパートが印象に残るような特徴的な曲であれば、観客はその曲を頼りに、あなたの演技を想起してもらえるでしょう。
(出来ればマジックの構造上弱点となる部分を克服できる)
バニッシングケージの箱が畳まれる音、ファンテンカードによるモータ音などは絶対に観客に聞かれてはなりません。
対策として、BGMでその音をかき消す必要があり、そういった曲が良いです。
聞かれてはいけない音がするときに、曲調が静かなものだといけませんよね。
観客に聞かれてはいけない音の場面で曲調が盛り上がったりする曲が良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「ステージマジックにふさわしいBGMの条件」について紹介しました。
これであなたの使っているBGMがふさわしいかどうか分かるかと思います。
ぜひ参考にしてみて下さいね。
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