「演技の本番はいつも緊張してしまうけど何とかならないの?」
こんな風に思ってたりしませんか?
せっかく練習した演技が緊張のせいで台無しになったら嫌ですよね。
しかし、全く緊張しないで披露する方法はありません。
野球のイチロー選手も仰ってましたが、試合で緊張しない選手は二流とのこと。
緊張するのは、演技に責任を持っている証なので良いことなのです。
ただし、限りなく失敗する確率を減らす方法はあります。
そこで今回は緊張しても限りなく失敗する確率を減らす方法について紹介します。
緊張しないでマジックを披露する方法
台本化する
セリフが有る無しに関わらず台本を作ることをオススメします。
特に台詞があるマジックを行う場合、一言一句文字に起こして台本を作ることをオススメします。
マジックをするのに慣れていない人は、演じるのに専念しすぎて、何を喋ったら良いのかわからず、途中で止まってしまったり、言葉がめちゃめちゃになってしまう場合があります。
次は何を喋ろうかと、考えながら行うとマジックに集中できないばかりか、喋りが気になり観客の集中も途切れてしまいます。
講演会を開くような、喋りを専門にしている人は、喋る内容を全て文字化しているのに加え、どこでどのジョークを言って観客を笑わせるのか、までも台本化しているそうです。
ステージマジックやイリュージョンのようにほとんど言葉がいらない演技でも、
「どの動作をするか?その際の表情は?動きは?」
など書き出して整理することもとても大切です。
一つ一つの演技の台本を作り、スムーズな演技を心掛けましょう。
100回は練習する
これもある意味当たり前ですね。
マジックに限らず、どんな事も練習しない限り上達しません。
練習すればするほど、スムーズに演技をこなせるようになりますし、苦手な箇所も浮き彫りになってきます。
その際に動画を撮ったり鏡を見ながら練習する事によって、タネが見えてないか、見にくくないか、不思議に見えてるか等、自分を客観的に見て判断することも大切です。
当然ながら、マジックにおいてタネが見えることはNGなので、ここはシビアに行いましょう。
動きと言葉がスムーズになったところで、対人に見せてさらにブラッシュアップしていきます。
自分のキャパの80%のルーティンにする
ルーティンを作る際に、自分のキャパのだいたい80%くらいを目安につくります。
80%とはどういうことかというと、少し演技をしていて余裕のある状態であること。
10回通しで練習を行なって、余裕を持って10回成功する状態をいいます。
というのは何も手を抜いて演技をしろというわけではなく、余裕を残しておいて、失敗した際のカバーやルーティン意外の部分(表情や動きなど)に充てる事ができます。
本番の舞台というのは本番独特の緊張感や雰囲気があります。
それは「ステージの魔物」と呼ばれ、いつもとちょっと道具の位置がずれていた等、些細な事をきっかけにどんなに演技に慣れたプロでもミスをしてしまう事だってあるのです。
さて、そこでプロはどうするか?
残った20%でカバーするのです。
プロは失敗しない。
そう言われる所以はこの辺りからきているのです。
また、ルーティンをこなすので精一杯ですと、観てる側も落ち着かなくなるので、こう行った部分でも、余裕を残して演技をする事は重要になります。
緊張しないでマジックを披露する方法まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「緊張しないでマジックを披露する方法」についてご紹介しました。
今回の記事のポイントをまとめます。
「失敗を減らす=緊張を和らげる」事に繋がりますので、まずはこの3点に注意しながら取り組んでみると良いでしょう。
参考にしてみてくださいね。
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